社会的要因の事例
アメリカの移動通信業界は、飽和状態で、新規顧客の開拓というのはかなり望み薄で、それよりも優良顧客が離れる(=Churn)ことを防止することが重要な市場情勢です。そこで、過去数カ月の顧客の通信データをデータマイニングして、顧客が優良顧客でかつ、Churnしやすいのかを明らかにし、それに対する対応を行うことによって、Churnの数を劇的に減らし、莫大な利益をあげて、会社を売却して大儲けしたという話しです。何が関係するかと言うと、移動通信の元データ発呼データです。誰が誰に、いつ、どれくらいの時間、通話していたかというデータです。これが非常に大きいデータになります。さらに、ユーザーごとにどういう付加サービスに加入しているかのデータがあります。そして、そのユーザーの個人情報もあります。これら全てのデータというのは物凄い量になりますが、マイニング技術を最大限に活用して成功に至ったのです。